kemuri

word by kiyoshi

最後に君が見せた顔は 後悔 嫉妬の目 哀れな微笑
繋ぎ止めていたかった僕の手を 払いのけて歩き出した 向こうへ

今も漂う煙 まだ昨日の記憶写すの

枯れていた涙と この声が とめどなく溢れて
欲しかった言葉を流しては 歪むだけ

こんなに君が朽ちてくなら 一緒に 落ちてゆけば良かったかな
もう無い 分けてあげられない 時間と未来
思えばとっくに 道はぼやけていた

今も漂う煙 まだ昨日の記憶写すの

枯れていた涙と この声が とめどなく溢れて
欲しかった言葉を流しては 歪むだけ ただ

彷徨う過去が目障りで 明日へと消えるのは待てそうにない
やがて風に飲まれて 散る姿に焦がれてる
季節よ 重なれ 昨日など 要らない

枯れていた涙と この声が とめどなく溢れて
欲しかった言葉を流しても いつもまた 誰か 思い出すだけ 
枯れていた涙と この声が とめどなく溢れて
殺された言葉を流しては 歪むだけ